☆

祭り

安芸の国もみじ紅葉眼を覚ます
秋半ば稲穂が頭下げている
赤とんぼ秋の夕日に消えて行く
コスモスが道路ぞい咲き秋の道
町内の親睦会が溝掃除
子供らに祭りの神輿就いて来る
日が暮れて洗濯物はまだ外に
昼下がり洗濯物が日向ぼこ
洗濯をされた作業着嬉し顔
諭吉さん洗濯をして涙顔
父の事想い浮かんだ墓掃除
掃除して部屋で埃と喧嘩する
一輪の花誉めている掃除後
祭り終えお神酒飲んで菩薩顔
賑やかな祭りが終わり普通の日
妻留守俺の手料理我慢する
待切れず妻の手料理手が伸びる
好い料理忘年会の話す声
誕生日好きな料理で迷いだす
霜降りるフロントガラス雪景色
菜園の野菜に霜が息止める
霜降りて寒い日仕事休みたい
サンタにはプレゼント無いクリスマス
クリスマスジングルベルが鳴り響く
デパートでサンタ迎えるクリスマス
クリスマスサンタの顔が照れている
モミの木綺麗に飾るクリスマス
テロだけ悪く無さそう不安な世
2003年12月3日
川柳目次に行く
肋骨にヒビが行く
子供の旅立ちに行く
inserted by FC2 system